
ドライヘッドスパとは?誕生の由来・美容室との違い・資格講座
「ドライヘッドスパ」という言葉が広く使われるようになったのは、2010年ごろのことです。
それ以前は、美容室で行う「ヘッドスパ」という施術名称が一般的でした。
この「ヘッドスパ」という言葉は、理容・美容・歯科・医療向けの設備機器や化粧品などを製造・販売するタカラベルモント株式会社(本社:大阪市)が考案したものとされています。
「ドライヘッドスパ」という言葉の誕生
「ドライヘッドスパ」という名称を生み出したのは、京都発祥のドライヘッドスパ専門店 「悟空のきもち」 さんです。
水やオイルを使わない「頭ほぐし」「ヘッドマッサージ」を【ドライ】+【ヘッドスパ】と言い換えた造語です。
商標登録の認可はされなかったものの、この新しい言葉や概念を世に広めた功績は大きいといえるでしょう。
日本初「頭ほぐし専門店」誕生
私、江口は「頭ほぐし専門店」という名称を日本で初めてサロン名に用い、「頭ほぐし専門店atama」として商標登録を行いました。
また、整体法を取り入れた、科学的根拠に基づく「結果追求型ヘッドマッサージ」として、脳波による効果検証を行っている日本で唯一の資格講座を開催しています。
美容室のヘッドスパとドライヘッドスパの違い
美容室で行う「ヘッドスパ」は、主に頭皮や毛穴のクレンジング、洗髪を伴うシャンプーマッサージ、美容液による頭皮ケア、仕上げのトリートメントなどを組み合わせたメニューが中心です。
目的や効果に応じて、「ほぐし重点コース」「ヘアケア重点コース」「頭皮ケア・育毛サポートコース」など、多様なバリエーションが存在します。
一方、リラクゼーションサロンなどで行うドライヘッドスパは、水やオイルを使わず、頭皮や筋膜を手技でほぐすことを中心に構成されています。
リフトアップ(筋膜ストレッチ)や深いリラックス感をテーマにした技術が多く、「眠る・眠らせる・眠ってしまう」というわかりやすいコンセプトで世間に広まりました。
現代のヘッドマッサージが重視する要素
従来のヘッドマッサージは、筋肉を強く押したり、力任せにほぐすものもありました。
しかし現在では、「眠れるほど心地よい」「安心できる」という感覚を大切にする施術へと進化しています。
過度な刺激を避け、リラックスを促すソフトな技術が主流となっています。
さらに、当スクールのように、自律神経のバランスを整えることを目指したドライヘッドスパや、オキシトシン・セロトニンなどの幸福感に関わるホルモンの働きに注目した技術体系もあります。
※これらの反応は個人差があり、医療行為を目的とするものではありません。
これから学ぶ方へ
今後ドライヘッドスパ専門店のサロン開業をしたい方は、「1日で学べる簡易的な講座」だけでなく、整体理論を取り入れた本格的な技術を学ぶことも視野に入れるとよいでしょう。
競合が増える中で、安全性・再現性・信頼性を兼ね備えた施術を習得することが、長く愛されるヘッドセラピストへの第一歩となります。
作成日2021.04.21
更新日2025.11.09
この記事の作成者

ドライヘッドスパの専門家
一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会
代表理事 江口征次(えぐちせいじ)
2010年からヘッドマッサージ講座を主催しています。世界23か国(2023.5時点)のセラピストに科学的根拠に基づいた本格ヘッドマッサージを指導しヘッドセラピスト資格を発行ています。情報量、内容の質ともにヘッド業界No.1のメルマガ「ヘッドライフ通信」の監修も行ています。
日本で初めて「頭ほぐし専門店」というネーミングで整体法が入った頭の施術に特化したリラクゼーションサロンをオープンさせました。頭ほぐし専門店atamaは、登録商標です。また、ドライヘッドスパ店が日本にほぼ無い時から、自律神経を整えるアロマヘッドセラピーを考案し全国に普及。ヘッドスパ専門店atamaでは、日本初の整体法が入った整体ヘッドスパを行い、全国の美容師さんにメニューの提供をしています。