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症状でみてるドライヘッドスパ専門店

症状でみるドライヘッドスパ専門店のお客様の層とは?

2021.05.21

 

資格講座の生徒さんから「どんなお客様が来られますか?」「客層はどうですか?」と聞かれることがあります。

 

この質問は、サロン経営を行ううえで集客・マーケティング的に質問される方と自宅サロンなので、お客様を自分の家に招き入れるうえで気になっているという方、またはその両方だと思います。

 

ドライヘッドスパ専門店のお客様はやはり、「頭・頭皮の疲れ」がメインになるわけですが、頭(頭皮)が疲れる原因として多いのが、眼精疲労です。

 

スマホ病でなじみがありますが、正式には、VDT症候群と言います。

VDTとはヴィジュアル・ディスプレイ・ターミナルの略で、スマホだけではなく、パソコンやタブレット、お仕事で使う電子モニター機器類のこと全般を指します。

 

ドライヘッドスパ専門店には、お仕事で何時間もパソコンとにらめっこをして、通勤の電車では、スマホとにらめっこをして、当然、自宅でもずっとスマホをいじっている。

 

そんな、目を酷使しているお客様が非常に多いです。

 

特にブルーライトは、光の波長が細かく目に与える刺激が大きいので網膜に疲労や老化の原因となる活性酸素が発生しやすくなります。

 

活性酸素は、「酸化ストレス」とも呼ばれますが、神経や細胞にダメージを与え病気を引き起こすことさえあるため、日ごろからブルーライトカットの眼鏡や画面に貼り付けるフィルム、インストールするアプリなど対策をしておきましょう。

 

また、目を酷使すると、交感神経が高ぶり、自律神経の中枢である脳に活性酸素が溜まります。

 

そうすると脳の細胞や神経が弱っていくため脳疲労または脳過労を引き起こします。

 

脳から全身へ巡る神経が弱るわけですから、疲れやすくなったり、病気になりやすかったり、特に自律神経系が弱るので自律神経失調症を招きます。

 

自律神経の乱れの定番と言ってはなんですが、わかりやすいものが「眠れない」「夜中に何度も目が覚める」などの不眠症(睡眠障害)や「頭が重い・痛い」などの頭痛系症状、そして、イライラする、気分が落ち込むなどの鬱的な症状になります。

 

不定愁訴(ふていしゅうそ)といって病気ではないけど、身体や心に症状があり、病院では、なかなか改善しないようなパターンであれば、健康の基礎の基礎である自律神経を整える、または回復、向上させることが必須になります。

 

そんな方に向けてドライヘッドスパ専門店が活躍できるのではないかと思います。

本当に疲れているときは、5分眠るだけでも頭がすっきりしますよね。

 

気持ち良くて眠れるドライヘッドスパは、間違いなく自律神経系のお疲れの方にオススメですし、実際に好評です。

​なので、資格講座では、脳疲労(脳過労)・VDT症候群(スマホ病)や自律神経系に関しては学習必須になります。

 

でも、やっぱり病院への受診はしておいた方が良いし、自己判断でセロトニンなどのサプリメントをとるのではなく、医師に処方してもらいましょう。

 

薬に頼らないといけない時期もあるかもしれませんが、そんな方には、整体法が入った本格ヘッドマッサージもオススメです。

 

本格ヘッドマッサージは、脳脊髄液の流れをスムーズにして自律神経・ホルモンバランスの改善を図るものです。

 

普通のドライヘッドスパでは物足りない人は、決して万能ではないですが、結果追求型の整体ヘッドマッサージを一度試されてはいかがでしょうか?

 

このように、頭ほぐしのドライヘッドスパ専門店には、VDT症候群による目の疲れをはじめ、脳疲労による不眠、頭痛、気持ちの落ち込みなどの症状をもったお客様が来られます。

 

あくまでもリラクゼーションサロンなので、医療行為、医業類似行為はできません。

また、「疲れてないけどリラックスしに来た。」というお客様もたくさんいます。

 

どのようなお客様がお越しになっても、資格講座で学んだことを活かしてちゃんとおもてなしができるようにしたいですね。

この記事の作成者​

代表江口(ヘッドセラピスト)

全国ドライヘッドスパ普及協会 

代表理事 江口征次(えぐちせいじ)

まったくの未経験からはじめられるドライヘッドスパの資格講座を2011年から開催しています。

2011年には、東京と大阪にしかなかったドライヘッドスパ専門店ですが、名古屋、福岡と都市部からひろがり、今や日本全国に普及しています。

眠れたらよい、リラックスできれば良いのではなく、その先の健康まで着目して整体法が入った本格ヘッドマッサージを指導!

「癒し」「気持ち良かった」は当たり前、科学的根拠に基づいた結果追求型ヘッドマッサージをこれからも普及していきます。

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