
立地が悪くてお客が来ないドライヘッドスパ専門店
2021.05.28
前回は、立地が悪いサロンなら、こうしたら、ああしたらという資格講座の代表として、そして、先輩経営者としてのアドバイスでした。
私のブログは、これからドライヘッドスパ専門店でサロン開業したい人、もしくは開業したけど上手くいってない人向けの内容になっています。
これから資格を取るか検討している方にも読んでいただきたい内容です。
さて、前回のブログの続き「立地が悪いサロンの特徴(1)(2)(3)」の対策です。
(1)立地が悪く、近隣の方に認知されにくい
ドライヘッドスパ専門店は、お客様に質の良い睡眠をとってもらうために静かなプライベートサロンがお勧めということも前回お伝えしました。
資格講座では、時間に限りがあるので卒後のフォローとして開業相談会や経営相談会も行っています。
最近はやりのドライヘッドスパ専門店に限らす、サロン集客の話をすると、スマホがない時代は、商圏という考えが色濃くあり、自分のサロンから半径1.5~2キロの範囲で、いかに認知されるかがサロン成功の鍵でした。
なので、駅前で街頭ビラ配り、ポスティングは当たり前で、近隣店舗へチラシを置いてもらえるようにお願いする、口コミをお願いするなど、地味にコツコツやるしかなかったです。
今の時代はSNSがあるので、どこに住んでいても、自分の好みのサロンをWEBで発見できるようになり、遠く離れた場所からでもサロンにご来店されるようになりました。
この10年で商圏という考え方が薄まったということですね。
TwitterやInstagramがあるので無料で宣伝ができます。LINE@やYouTubeも活用するといいですね。インスタだけで、なんとかなっているサロンさんもあると思いますが更新頻度=信頼度にもなるので結局は地味にコツコツ出来るかがポイントです。
あらためて商圏を攻める!
私達、サロン経営者は、何かしらの理念やコンセプトがあってサロンをやっているはずです。
頭ほぐし専門店atamaの場合は「頭ほぐしで不眠を解消して鬱を予防する。鬱のない世界を目指す。」を掲げて運営しています。
(鬱患者さんの90%は鬱の前に不眠を経験しますので。)
そして、ご縁があってその地域に出店しているわけですから、私達サロンを経営者が一番大切にすべきは近隣の方々だと思います。
私からの提案ですが、SNSをやりながらも「商圏を攻める!」をテーマにアナログを活用するのはいかがでしょうか?
「攻め」ではなく「還元」や「感謝」でも良いですが、そこは自分的にモチベーションが上がる言葉を使ってください。アクティブに「今年は攻めるぞ!」が良いと思います。
そもそも、無料のSNSでサクサク集客できれば良いのですが、そうはいきませんね。ドライヘッドスパ専門店はすごい勢いで増えています。周りのサロンもSNSはやっているし、ライバル店より良い内容・良く魅せる演出をするなど大変かと思います。
サロン経営者はプロデューサー
核心であり本質ですが、プロデュース業ができないといけないのがサロン経営者です。あなたは、どういう方法で自分のサロンやセラピストである自分自身をプロデューサーしますか?
ドライヘッドスパ資格講座で学んだことを自分なりに変換して世間に伝えないといけません。スタッフがいるなら、なお大変です。
演出やプロデュース作業が好きなら良いですが、ほとんどのセラピストさんは、ただマッサージが好きで誰かに喜んでもらって「ありがとう。」と感謝されたい。という人が多いです。
本当に素敵なことですが、ただそれだけの人は「自分でサロン開業しない方が良い。開業すると苦労する。」というのが私の結論です。
こんなことを書くと、冷たく感じると思いますが、なぜなら、ドライヘッドスパ専門店のようなシンプルなサロンは誰にでも開業はできますが、サロン運営となると向き不向きがあるからです。
向いていないと、きっと苦労します。
「苦」を感じるのは、苦手なことをやっている時ですもんね。
私なんかは、皆さんが3分で読めるブログを1時間以上かけて書いているのが日常ですが、それを「苦」とは思っていません。
「誰かの役に立てばいいな。そんで、講座に来てくれたらうれしいな。」とワクワクしながら書いているタイプの人間です。
書けば書くほど自己プロデュースになることもわかってやっています。
こういったコツコツやる作業が苦手な人は、正直、すでに安定した集客があるサロンに勤務して「ありがとう。」をたくさんもらっていたほうが幸せに過ごせます。
サロン開業の前に自己分析が必要ですね。その辺の話は、違う機会にブログにしたいと思います。
今更ですが商圏から集客しよう!
今の時代、商圏なんて言い方をすると古いなぁと感じる人いるかもしれませんが、「灯台下暗し」というのでしょうか、SNSやホットペッパー・Eパークなどに頼りきりで近隣の方へのアプローチを疎かにしていませんか?転勤や引っ越しなどで住民の入れ替わりもあるはずです。
ドライヘッドスパ専門店に限らず、すでにサロンをやっている人なら、お客様から1回は言われたことがあると思います。「こんな近くにお店があったんだ。知らなかった。もっと早く来ておけばよかった。」
そう、あなたのサロンの近隣には、同じように思っている潜在顧客が、他にも数十人、数百人いるはずです。
潜在顧客とは、あなたのサロンの存在を知らない人で、サロンの存在に気づく、または必要性を感じれば、将来、ご来店される可能性がある人です。
「今はネットの時代だjから」と言う人が多いし、私もそう思いますが、ライバル店が増えるほど、WEBとリアルで組み立てないといけません。
宝探しが潜在顧客の掘り起こし
地中のどこに埋まっているかわからない宝をむやみやたらに掘り起こすには、時間とお金というコストがかかります。どのサロンにも経営体力というものがあり、掘れば掘るほど貧乏になっては困りますね。
資金には限りがあるし、そもそも少ない資金ではじめられるからドライヘッドスパ専門店の開業を目指した人が多いと思います。
いつまでも掘ってばかりで成果が無ければ赤字もなります。
そして、家族から白い目で見られることも・・・そうなると辛いです。
何とかして、効率よく宝を発見することが出来ないものでしょうか?
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この記事の作成者

全国ドライヘッドスパ普及協会
代表理事 江口征次(えぐちせいじ)
ヘッドマッサージや腸セラピー・リンパ・ハンドなどのセラピスト資格講座「ヘッドライフ」の運営
日本初!脳波測定による自律神経・ホルモンの改善の効果を立証した整体ヘッドマッサージの一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会の運営
日本初!「頭ほぐし専門店」という名称を使用した頭ほぐし専門店atama(登録商標)の運営
日本初!整体法が入ったヘッドスパ(シャンプー施術)のヘッドスパ専門店atamaの運営