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ドライヘッドスパ専門店の開業費用は?(自宅サロン編)

ドライヘッドスパ専門店の開業費用は?(自宅サロン編)

2021.05.19作成

 

ドライヘッドスパ資格講座をしていると「サロン開業が夢です。」とお話してくれる生徒さんがいます。

 

全身を施術するボディケアマッサージや整体ではなく、ドライヘッドスパ専門店なら、それは簡単に叶う夢です。

そう言うと安易な考えに聞こえてしまいますが、「サロン開業するのは簡単だが、開業してからの努力が必要」です。

 

前回のブログのように、特別な資格・免許は必要としないという意味でサロン開業自体は簡単です。

そして、気になるのがお金(コスト)のこと、開業費用ですね。

 

今回の内容は、自宅サロン編としておりますので、自分の家をサロンにするという内容で進めていきます。

マンションサロン編、テナント開業編は、また後日、お伝えできたらと思います。

ドライヘッドスパ専門店の自宅開業費用

家賃0円として、およそ15万円~30万円

まず、開業費用(お金・コスト)の話の前に、読んでほしいのですが、自宅サロンで最も必要なのが、家族の理解です。

 

1人暮らしなら、問題はありませんが、旦那さんやお子さんがいて、「お客様がいるときは、音を立てないようにして」とか「玄関や家の前にものを置かないで」など家族に負担をかけているセラピストさんもいます。

 

実は、こんなことがきっかけで家族・夫婦関係が不仲になり離婚までするパターンもあります。

 

これも大きなコストになるかもしれませんね。

 

普段はやさしい女性であっても商売となると、真剣モードでピリピリもします。

サロン開業の前から、周りの友達、ママ友なんかに応援されていることもあり気合が入っています。

 

そして、ご近所さんにも挨拶に行った手前、ある程度、がんばらないと。

 

講座まで行って、資格まで取って、廃業・倒産してしまっては、恥をかくことになるかも(汗)

そのような考えもあり、集客が上手くいかないと、ピリピリ、イライラ、不安の毎日です。

 

余計な一言かもしれませんが、子供がすこし落ち着いたタイミングは、更年期の真っただ中だったりもします。

 

ドライヘッドスパ講座の授業や学んですぐの練習時は、あんなに楽しかったのに集客がうまくいかない。

ふと我に返ると「私、何やってんだろう。」なんてことも少なくありません。

 

人生において大きなコストを払っています。

サロン開業にかかる費用

 

さてさて、本題のサロン開業にかかる費用です。

 

自宅編なので家賃は発生しないと考えて、15万円から30万円以下でスタート可能です。

・施術ベッド1万~5万円。メルカリで買う人も多いです。

・リクライニングチェアなら、あまり安いものはギシギシときしむので3万~10万円

・タオルは、今治タオルがおすすめでバスタオルのサイズ1800円程度(3枚セット)、フェイスタオルが1500円程度(6枚入り)

・お客様の着替えは、ユニクロより、意外とネットで速乾性の高いTシャツやパンツを探したほうが品質はユニクロと同等レベルでお安く変えることがあります。

・スマホのみでも可能ですが、パソコンはあったほうが何か便利です。5~10万円程度。すでに自宅にあると良いですね。

・Wi-Fiなどネット回線、5~6千円ですが、自宅なので既にあるかも?

・看板は、自宅がマンションの場合は、ほぼあきらめましょう。一軒家ならおけますが、どのくらいのサイズにするかによりますね。(参考サイト

・チラシ、名刺、ショップカードは、SNSの浸透により、作っていない方も増えました。完全にアプリ化しているサロンもありますが、一人で働くサロンなら、アプリ業者と契約せずにアナログでもよいと思います。(参考サイト

・広告・宣伝費は、今やホットペッパーだけではなく、インスタグラムなどSNSなど無料で使えるものもありますね。公式ライン(旧LINE@)も良く使われています。

 

・その他、アロマデュフューザーや音楽BGM、受付カウンセリングのテーブルや椅子などは、サロンオーナーの好みなのでピンキリです。

 

壁紙や間接照明、インテリアなど、「ここにお金をかけたい。」という人も少なくありません。

それほどこだわりが無いようであれば、ニトリやイケアなどを廻ってみてはいかがでしょうか?

 

5千円の椅子でよい人もいれば、夢のサロン開業だから、3万円の椅子でないと嫌と思う人もたくさんいます。

生徒さんには、「サロン開業費はいくらかかりますか?」と総額で聞かれることが多いですが、答えるのが難しいのは、この点につきます。

技術面でも、いくつもの講座を受けないと気が済まない人がいます。

ドライヘッドスパだけでも70~80万円かかっている人も珍しくありません。

また、一日に何名を施術するかによっても細かい雑費が変わってきます。

施術後のお茶や茶菓子のこだわりは?ウェルカムドリンクも出しますか?ウォーターサーバーを設置しますか?

​すべて自分で考えるのは大変ですよね。

 

一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会の開業支援CDRには【開業設備、備品リスト】として210品目がエクセルデータに入っています。

 

ドライヘッドスパ専門店に限らず、サロンをやっていると、年々、物が増えていくもので、気が付けば、数百万円かかっていることがあるかもしれませんね。

 

この記事の作成者​

代表江口(ヘッドセラピスト)

ドライヘッドスパの専門家

一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会

代表理事 江口征次(えぐちせいじ)

お読みいただき誠にありがとうございます。ここ10年以上、ドライヘッドスパ・ヘッドマッサージ業界をまじかで見てきました。実店舗の頭ほぐし専門店、ヘッドスパ専門店や資格講座を通じてたくさんの方々にお会いし、私自身がも学ぶことも多かったです。これまで得てきたものをこのブログやスクール内でお伝えできれば幸いです。

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