おすすめのドライヘッドスパ資格スクールとは?
2021.05.05作成
前回のブログで、どこかのドライヘッドスパスクールで資格を取った人が、私のスクールに学び直しに来られると書きました。
「理論から学びなおしたい。」がほぼ全員の理由です。
今回は、どんなドライヘッドスパのスクールがおすすめなのかについてお話しします。
セカンドオピニオン的に受講される人は、本当にまじめな人が多いですが、その多くが、他スクールに不満や疑問をもった状態でお越しになります。
よく聞く話が、「理論が納得いかなかった。」「講師によって言うことが違う。」「質問しても誤魔化される。」などです。
とくに医療系・コメディカルの理学療法士、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師、看護師さんなどの国家資格者は、リラクゼーションのドライヘッドスパ講師の知識量の少なさ、浅さを言葉の端々に感じてしまいます。
私自身は、どんなものか、自分でははっきり言えませんが、独立開業前は、とある柔道整復師、鍼灸師の専門学校の理事長のもとで整骨院とリラクゼーションサロンのダブルワークをしていましたので、純粋なリラクゼーションセラピストさんよりは、知識も経験(様々な症例を現場で経験した数)は多いと思います。
あまりにも論理的にキビキビ話すと怒っているのかと勘違いされるので、私自身が気を付ける部分です。
一生懸命なのは良いことだと、自分で思っていますが、白熱し過ぎると生徒さんとの温度差が出てしまいます。
私が、講師のスタッフたちに日頃からよく言いっているのは、「講師はすべてを言語化できないといけない。」です。
言語化していく手っ取り早い訓練は、ブログを書くことです。
それをメルマガで配信していくという流れです。
文章を書かせれば、ちゃんと頭で理解できているか、伝える能力が備わっているかが判明します。
試験の小論文みたいなものですね。
私も含めてですが、最初は上手く書けません。
しかし、1年ほど続けると、あたかも立派なベテラン講師かのような文章になっています。
そして、もう一つ、「プロは難しいことをわかりやすく伝えられる人」とも定義しています。
自分の頭で理解できて、内容が腑に落ちて、はじめて生徒さんからの質問に即答できます。
考えて答えるのではなく、即答できるかがポイントです。
自分の年齢や親の名前は即答できますよね。
それは、わかりきっているから即答できるのです。
講師である以上、全ては無理ですが、なるべく多くの範囲で「わかりきっている」状態にしておきたいものです。
そして、講師陣に「理論武装しなさい」と言うこともあります。
それは、生徒さんからどんな質問を受けても答えられるようにしておきなさい。という意味です。
ドライヘッドスパ・頭ほぐし・ヘッドマッサージの論破王になれは、講師としては、楽に授業ができます。
インプットの作業が多い時は、当然しんどいですが、それができていない講師から誰が習いたいでしょうか?
もう少し続けると、自分の中で「腑に落ちている」は、とても重要で、その施術方法や施術理論、その他の指導プロセス・運営システムなど、全てにおいて、「信じて疑わない」・「好き」または「教えている自分が好き」「携わっている自分が好き」でいるかが大切です。
好きでもないもの、信じ切れていないものを一所懸命になって教えるのは、不可能だし、生徒さんの立場になると、講師や授業自体に魅力を感じることができません。
その点、うちの講師陣は「好き」が前面にでているので代表として嬉しいです。
生徒さんもそんな講師に魅力を感じているのかブラッシュアップ講座にお越しになるリピータさんが多いです。
それにしても、わかりやすく伝えるのはとても難しい事です。
言葉のチョイスや話の前後関係なども影響するのでセンスが必要です。
さて、前置きが長くなりましたが、おすすめのドライヘッドスパ資格スクールとは?のアンサーです。
おすすめのドライヘッドスパ資格スクールとは、講師の努力が見えるスクールです。
私達は、【見えない努力】もしていますが、頑張っていると勝手ににじみ出てくるものです。
わかりやすい【見える努力】は、ブログ・メルマガです。(SNSもですね)
その頻度、情報量、内容の質などを、気になっている他のスクールと私どもを比べてみると明白です。
なぜなら、スクール・講座をしている以上、卒業生がいるはずですが、卒業生がいるならメルマガを読んでくれる人、継続的に情報が欲しい人がいるはずです。
卒業生がいるのにブログなどで情報を書かない、配信していないスクールはレベルが低いに決まっています。
配信ができるだけのセラピストとしての情報量や講座や実店舗での体験談、または、資格スクールとして新しいチャレンジはしていないのでしょうか?
私達は、皆さんが3分で読めるような文章も1時間以上かけてかくなんて、ザラにあります。
「がんばってこの程度か」と思われても仕方ないですが、やり続けると我々も本当に立派な指導者になれるので、どうかお付き合いください。
最後に、サロンとお客様との関係もそうです。
その仕事が好きかどうか?努力がお客様に漏れ伝わっているか?継続してフォローできているか?
こんな当たり前のことをやるのも努力が必要ですね。
この記事の作成者
一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定協会
代表理事 江口征次(えぐちせいじ)
近年、ドライヘッドスパ専門のスクールが増えましたが、内容が具体的に掲載されていホームページは少ないですね。また、スクール代表がセラピスト経験がなくビジネスとして開講している講座もでてきています。
時々、他スクールの生徒さんから、ご連絡をいただく事があります。「講師の先生によっていうことが違う」「理論が納得できない」など、不満がありご連絡をいただきます。「うちのスクールの方がいいですよ」とは言いにくいので傾聴するにとどめていますが、リラクゼーションのスクールには、解剖学や運動学、マッサージ理論に詳しい国家資格者も多くお越しになるため、講師の先生もレベルを上げていかないと不満を持たれるのは仕方がありません。
私もですが、「素人をダマして金儲けしているなぁ」と思われないようにしないといけませんね。